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遺伝子って何歳?

みなさんは、「遺伝子」や「遺伝」について、どんなイメージを持っていますか?

いまや「遺伝子」や「遺伝」は医学的なメカニズムやDNAの詳しい構造などはわからなくても、誰もが大まかには知っていることだと思います。

「再生医療」、「遺伝子組み換え食品」、「ゲノム編集」といった言葉も耳にすることが多くなりました。

さまざまな生物の遺伝子を人工的にコントロールする技術がどんどん進み、その是非について、もっと議論していく必要に迫られてきていると思います。

遺伝子を操作して人間に都合の良い生物を作り出すなんて、まるでSF世界のようです。

例えば「クローン」という同じ遺伝子をもった動物の作成はすでに成功しています。

ヒトのクローンに関しては、さすがに世界全体で禁止する流れにはなっていますが、禁止する必要があるということは、実現可能な技術ということです。

ちなみに、日本ではヒトのクローンを規制する法律は、20年以上も前の2000年に制定されています。

また、遺伝子と話は少しずれてしまいますが、最新の医療といえば、臓器移植の問題もあります。

ゆくゆくは、再生医療で臓器が作られ、他人の臓器を移植する必要がなくなるのかもしれません。

すくなくともこの流れ自体は、賛否両論があっても、今後もっともっと加速して進むことでしょう。

ただ、今現在、脳死を前提とした臓器移植については、東洋医学の生命観からすると全く賛同できないのですが、これについては、またあらためて整理して考えてみたいと思います。

とにかく、そういう方向ではなく、どうにか自然を妨げない方向で科学の素晴らしさを発揮していくことはできないものでしょうか。

自然と科学の調和、というと変な言い方かもしれませんが、そんな世界を構築していくことはできないものでしょうか。

そのために必要なことは?と考えると、まず、自然をもっと知る必要もありますし、自然そのものである人間をもっとよく知る必要があると思います。

僕は東洋医学の生命観や自然観が、その答えのひとつになり得ると考えています。

ちなみに、遺伝のメカニズムや、遺伝子の構造は、いまから70年ほど前に発見されました。

歴史を振り返ってみると、たった70年でこんなにも遺伝に関する科学技術は発達したのか、とあらためて驚いてしまいます。

これから先、この勢いで発達した末にはどんな世界が待っているのでしょうか。

さて、この遺伝子や遺伝、よくよく考えてみたのですが、ふと、あることに気づいて、とても衝撃を受けました。

その話の前に、まず生命の誕生について話しておきたいと思います。

生命の誕生は、約38億年前に遡るそうです。

この誕生年代に関しては概ね意見が一致しているようで、現在定説となっています。

しかし、生命の最初は何だったのか?という「生命の起源」については未だ謎に包まれたままで、さまざまな仮説が出されています。

生命の起源については、自然をもっとよく知るために避けては通れないところだと思いますので、これは今後、考察を深めていきたいと思います。

今回は、この「38億年」という年月をどうみるか、です。

遺伝子の話に戻ります。

遺伝の重要な鍵である遺伝子は生命の設計図ともいわれ、子孫に伝えるためにすべての生物に備わっているメカニズムです。

人間でいえば、自分とパートナーの遺伝子を組み合わせた遺伝子がその子供へと受け継がれます。

さて、ここからは、ぜひご自身に照らし合わせてイメージをしてみてください。

わたしは、生命の設計図である遺伝子を持っています。

この遺伝子は両親から受け継いだ生命の設計図です。

そして、この遺伝子を持って、この世に生まれてきました。

では、このわたしが持っている「遺伝子」は、いつ誕生したのでしょうか?

両親の遺伝子を組み合わせて誕生した新しい遺伝子、と言う意味でいえば、受精時です。

でも、誕生といっても、何もないところから突如この世に出現したわけでありません。

両親の生命としてすでに存在していた遺伝子が組み合わさった結果、です。

組み合わさる前の遺伝子は、当然ながら、両親が各々で持っている遺伝子です。

では、その両親の各々で持っている遺伝子はいつ誕生したのでしょう?

これも自分の場合と同じように、両親のそのまた両親から、ですね。

そして、これまた同じく、何もないところから突如この世に出現したものではなく、

両親のそのまた両親の生命としてすでに存在していた遺伝子が組み合わさって出来たものなのです。

*次回へ続きます。

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